Entries

朽ちていくということ

ずっと憧れている錆釉というもの…
たぶん、ほとんどの人は「そんなものどこがいいの?」って言う。
器として考えたら、ザラザラで手触り悪く、
色だって、決してきれいだとは言いがたく…むしろ汚らしい。
なぜ、この質感にこだわるのか?
明確な説明は出来ないけど…好きだから仕方がない。
2015_4_2
もとはシルバーのきれいな面が長い時間、風雨に晒され、
錆びてこんなになる…やがて、朽ちて風化して、土に返っていく。
錆…金属がギリギリ最後の姿を留めている状態
2015_4_2_2
美しいピカピカから、褐色のガサガサに変っていく過程の状態を
陶芸を始めてから、陶器という姿で留めておくことは出来ないか…
これがたぶん、錆釉を作ろうと考えたきっかけではないかと思う。
最近、なんとなく錆っぽい色合いや、質感に近づきつつあるように思っていた。
ある人に「もっと、錆そのものを見ないといけない…」そう言われて、
現物を調達してみて、実際に触ってみたり、虫眼鏡で見たり、
実際見てみると、本物はもっと複雑で、さまざまな色があるように思う。
釉薬だけでなく、素地そのものの質感であったり、化粧であったり…
もっと総合的に組み立てていかないと、自分が思っている『錆』にはならないかもしれない…
とにかく、手がけたからには覚悟して、試行錯誤しつつ前に進めるしかない。





スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://kuma1959.blog.fc2.com/tb.php/234-abf555d9

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

プロフィール

1kuma

Author:1kuma
本業はパーマ屋さん
休日は…

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR